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未来を拓く高圧力科学技術セミナー

未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(47)
「高圧力科学における共同利用・共同研究の現在」

趣旨

日本において高圧力科学は、黎明期からこれまで、中核的な研究機関における技術開発とそれに基づく先進的研究の推進、拠点ユーザー間の技術・研究内容の水平展開等により発展してきました。さらに放射光共同利用によるその場観察技術の発展と汎用化が進み目覚ましい成果が挙げられるとともに、中性子や高強度レーザーなどの量子ビーム利用研究も一般的になるなど、研究環境は変化し続けています。またコロナ禍では共同利用や共同研究の形式も大きな変化を余儀なくされました。これらの背景を踏まえ、各研究拠点の現状と将来計画を網羅し、高圧力科学に関する拠点間ネットワークの模索や新規ユーザーの獲得や学会員による拠点横断利用研究をより一層の促進する機会として本セミナーを企画しました。今回は特に長い歴史を持つ代表的な中核研究機関の先生方に各拠点についてご紹介していただきます。

※開催されたセミナー動画を下記にてご覧いただけます。

日時

2023年8月9日(水)10:00~14:35

会場

Zoomによるオンライン開催(300名先着)

参加費

無料

動画を視聴いただけます。  講演タイトルをクリックしてください。



プログラム

10:00~10:05 開会の辞
10:05~10:35物性研究所における高圧力研究室と共同利用
上床 美也(東京大学 物性研究所)
10:35~11:05NIMSにおける高圧合成(ベルト型装置)、衝撃圧縮、DACおよび周辺技術の外部連携
谷口 尚(物質・材料研究機構)
11:05~11:35フォトンファクトリーの放射光マルチビーム計画と高圧力科学
船守 展正(高エネルギー加速器研究機構)
11:35~13:00休憩
13:00~13:30岡山大学・惑星物質研究所 ~惑星物質科学研究拠点~の紹介
芳野 極岡山大学 惑星物質研究所
13:30~14:00 GRCが運用する先進超高圧科学研究拠点(PRIUS)の活動と今後の方向性
入舩 徹男愛媛大学 地球深部ダイナミクス研究センター
14:00~14:30SPring-8における高圧実験BLの紹介
肥後 祐司高輝度光科学研究センター
14:30~14:35 閉会の辞

世話人

住友電気工業株式会社 丹下 慶範
産業技術総合研究所 藤久 裕司
大阪公立大学 瀬戸 雄介